日本生態系協会 福島 差別発言

日本生態系協会 福島 差別発言

日本生態系協会の池谷奉文会長が、
東京での講演会で、

「福島の人とは結婚しない方がいい」

と、差別発言をした問題が話題になっています。


日本生態系協会 池谷奉文会長は、この公演会で、

「・・・本当の問題は後でございまして、
日本は福島がそうですが、これからですね内部被ばく、
これがどうしようもないんでございまして、
これからの放射能雲が通った、
だから福島ばかりじゃございませんで栃木だとか、
埼玉、東京、神奈川あたり、だいたい２、３回通りましたよね。

あそこにいた方々はこれから極力、結婚をしない方がいいだろうと。
結婚をして子どもを産むとですね、
奇形発生率がどーんと上がることになっておりましてですね、
たいへんなことになる訳でございまして」

などと発言。

この差別発言に、講演会に参加した福島市議は29日、
記者会見を開き、
講演時の発言の撤回を求めることを明らかにしました。


そして、池谷奉文会長は、その発言内容を認めた上で
「福島の人を差別するようなことは思っていない」と反論。

これまでの取材に一貫して「発言していない」
としていたことについては「差別発言ではないという意味だ」
と答えたようです。


このニュースを読んで、思ったことは、
やっぱりな、と思った次第です。


昨年の東日本大震災の影響で、東京電力福島第一原発事故がおこり、
その拠点、福島で放射線の影響が無いという事が無いんじゃないでしょうか？

今までも、広島、長崎、チェルノブイリなど原発、放射線事故などで
少なからずも、放射線の影響が出ているという話はご存知の通りです。

その状況、原発、事故の違いなどはあるが、
何も影響は無いということは無いと思います。

少なくとも、影響があるとして、行動したほうがいいと思います。

なんで、日本人は、大きい事故などおきても時間が経つと
忘れてしまうんでしょうか？

それとも、福島に今もすんでいる人間は、未来をあきらめた絶望
まみれの人たちなんでしょうか？

内部被爆は即、影響がわかるものじゃないと言われています。
少なくとも、10年くらいは。

それを知っていながら、知らない振りをするのはおかしい。
一旦、影響があると思って、福島県外へ非難する。

そして、検証を重ねて、本当に問題がなければ福島へ帰る。

まだ大人はいいですよ。
しかし、子供たちに影響が出始めてからは手遅れです。
何年後かに分かる事なのだから。

日本の大人たち。
もうそろそろ、先送り、見ない振りをするのは止めましょう。

タグ：公益財団法人日本生態系協会 日本生態系協会 福島 日本生態系協会の池谷奉文会長